パワーマックへの道(笑)
 一見普通のIICiだが...
一見普通のIICiだが...
 
 「このマシンにPowerPCが載れば...」
 そう考える箱型マックユーザーは少なくないようです。
そんな人に、(あくまで参考程度ですけど)私の改造記がお役に立てばということで書いてみました。
 
※なお、この改造によって生じたいかなる損害についても当方は一切責任を持ちません。作業は全て自己の責任において行って下さい(当然ですね(^^)。
◎ 用意するもの
- MacIICi 又は IICx
 基本的にマザーボード以外は全て必要です。(私はCiをベースにしました)
 
- PM7100のマザーボード
 66でも80でも手に入ったもので結構です。
 
- PMが動くMacOS
 システム7.5以降ならまず大丈夫でしょう。
 
 あと、
- Nubusビデオカード
- PM(6100/7100/8100)用AVカード or ビデオカード
- PM用ビデオ変換コネクタ
 のいづれかが必要になります。
- 各種工具
 レザーソー・ドリル・リーマ等、プラ加工に必要なもの。
 もしかしたらハンダゴテも?
◎ つくりかた
- まずは焦らず、今の状態でシステムを入れ替えましょう。
 (今使ってるマシンを入れ替える場合)
 
 「すべてのMac用システム」にしておいた方がいいようです(私は特に意識してませんでしたが...(^^;)。7.0以前のシステムの人は必須作業。
 
 
- おもむろにマシンをばらす。
 
 真ん中辺りでディスクユニットを固定してあるネジを外して、電源ユニット→ディスクユニット(&ケーブル類)→スピーカー→リセットスイッチ→マザーボードの順に外します。
 (図解はなしです。申し訳ない(^^;)
 
 
- いよいよケースを加工する。
 
 まず最初に「覚悟完了!」と叫んで覚悟を決めて下さい(笑)。失敗すると元には戻らないので、それくらいの気合いが必要かと。
 
 
 それでは具体的な内容に行きましょう。
 
 
- マザー固定用爪の切り飛ばし
 
 PMのマザーの方が数が少ないので、現物合わせでケース側の爪を切り飛ばして下さい。あと、リアパネル側にマザーのはまる溝があるのですが、ここも深くはまるよう削り込んでおく必要があります。
 
 
- リアパネルの加工
 
 この改造最大の山場です。
 シールドが邪魔なので、最初にむしり取りましょう。あとは下図を参考に現物合わせでゴリゴリ穴開けに励んで下さい。
 
  リア部分加工例(^^; リア部分加工例(^^;
 
 
- 再び組み立て
 
 きっちりマザーが入るようになったら、2.と逆の順で組み立てます。
 うまく入らなかったら、4.、5.を再確認。
 これで9割方完成です。
 
  出来上がり図 出来上がり図
 熱暴走防止のため、CPUのヒートシンクにとりあえずファンをくくり付けてあります
 
  リアから リアから
 ポート部の穴開けがちょっと汚いですね(もっとがんばりましょう(^^;)
 
 
- AVカードを付けた人は...
 
 蓋の方も切り欠きが必要になります。横のNuBus部分を参考にしつつ削っておきましょう。
 
 
 これであなたもPowerMacユーザーです。おめでと〜(^o^
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