よた話( in August, 2018)

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Aug.15,2018 (Wed)

◆Cintiq13HD導入記

液タブとしては超メジャー機種であるWACOMのCintiq13HDですが、夏コミを機に思い切って導入に踏み切りましたのでその記録など残しておくことにします。

(前置き)
以前から「液タブあるといいよなー」などと思い、昨年末にXP-PENの10インチ液タブ入れてみたりはしたものの稼働率はお察しの通り。お値段なりにあれはあれで悪くはなかったのですが、本格使用となると色々不満点が…。
で、夏コミのセルシスブースでCintiq触ってみて視差の少なさと書き味の良さを再認識。ご存知の通りお安くはない買い物(コミケ特価でぎりぎり70K切るお値段)ですが、思い切って入れてみることにしました。

(開封-セットアップ)
使用環境:Mac mini 2011Mid(OSX 10.11)
13インチサイズですので、手持ちできるとはいえパッケージはそこそこでかいです。フタ開けてタブ本体-スタンド-ケーブル・ペン・ドライバCDと順々に取り出します。

とりあえず接続前にCDからドライバをインストール。既存タブ(Intuos4)のドライバは削除せずそのままいきましたが特にバッティング等は発生しないようです。(その後、挙動が怪しかったのでドライバは最新版にアップデート)
タブ接続に必要なポートは画面側:HDMIとタブ側:USB(2.0以降?)。画面側はXP-PEN液タブ付属のMiniDisplayPort-HDMIコンバータで接続OK。接続後、セットアップアプリからペンの位置調整(キャリブレーション)を行います。4隅に表示される十字の中心をペンでタップする標準的な設定スタイル。その他、ボタンのコンフィグ等できますがひとまずはデフォルトでも問題ないかと思われます。
モニター設定はうちの場合メインが4:3のものなので別画面として設定していますが、アプリのツールパレットがどっちに出るかで迷ったりすることもあるので、メインがHDならミラー設定するのもアリかもしれません。
ちなみに、Cintiq13HDのペンはIntuos4同等品らしいので既存タブのをそのまま使用しています。

(実使用)
主にクリスタとPhotoshopでの使用となります。
試用時にも書いたように、視差の少なさと書き味(カーソル追従)の良さでほぼ思った通りに線が引けるのはありがたいです。XP-PENのはここがかなりストレスでした。
導入後にクリスタでさくっと描いてみたのがこちら買った日にラフ描いて翌日クリーンアップ(これまではここまでアナログ)→色塗って完成、となんとなく感覚はつかめたかなーと。
あとタブのボタン設定ですが、回転のショートカット(R)をどこかに割り当てとくとなにかと便利かと思います。

(描画環境)
とりあえず保護シート、ということでアキヨド行ってDigioのペーパータッチフィルム購入。適度な摩擦感もあってフェルト芯との組み合わせは最強なのですが、芯がゴリゴリ減っていくのが問題といえば問題かw

(総評と今後の課題)
ともあれ、ちょっと遠回りしましたが結局は定番に落ち着いたかなという感はあります。やっと「使える」という確証が持てたのは大きい。

あとはペン先をいろいろ試してみたいのと…最大の問題は置き場所ですねw


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